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笠原農園では米作りに特別の思いを込めて育成しています。 @ 安全でとびきりおいしいお米の生産 農薬や化学肥料を多用する近代農業は土・水等の周辺環境に大きな 影響を与えます。「環境破壊」という言葉が的確とは思えませんが、近年の環境変化を考えると、環境負荷の少ない方法が望まれます。笠原農園では農薬をほとんど使わず、化学肥料は一切使っていません。農薬の使用は、生産性を上げることはできますが、その分の投資で土作りにチャレンジしています。こと、土づくりには、堆肥、肥料代を合わせると一般栽培の3倍ものコストをかけております。土を作り、土の持っている力(地力)でお米を実らせる事。これこそが笠原農園の米作りです。 一枚の田んぼから(10a)毎年約500sのお米が収穫できます。収穫後の減った栄養分を補ってやらなければ、本当の栄養価のあるお米は作れません。笠原農園独自の堆肥を施用し、魚系の肥料と天然ミネラル肥料を主体に使用して土作りを行っております。地力が高まれば根の張りが良くなり、病害虫に強い稲(葉茎が硬く肉厚)になり、栄養価の高いお米となります。 堆肥は発酵を始めるとすぐに65℃まで温度が上昇します。微生物の力というのは想像を絶するもので、温度が下がるまで、それを何度も繰り返します。1gの土の中に1億個から10億個の微生物が生息しているといわれております。この土づくりの田んぼ他の田んぼよりも糸ミミズが多く生息します。ミミズが多い土ほど良い田んぼというのは、言うまでもありません。田んぼに住む小動物や微生物の助けを借り、稲が本来持つ性質を最大限引き出しながら栽培が可能となります。 無農薬栽培続けてきた笠原農園は、地域ではどちらかというと変人扱いされたところがありました。しかし国の「農地・水・環境向上対策」「有機農業推進法」の政策が打ち出され、また「地球温暖化」が問題視されて来るようになり、環境にやさしい農業(手間とコストのかかる農業)にようやく追い風が吹いてきました。 A 地域と農業理解へのお手伝い どうやって地域へのお手伝い、農業理解のお手伝いが出来るのか?ひとつひとつを積み重ねて行こうと考えています。田んぼ周りでは、農道整備、水源の保全及び整備に心がけています。農業理解では、中学校などの農業体験の話があれば積極的に受け入れます。現在は葛西中と春江中の林間学校の受け入れを行っております。 B 後世への農業・文化の継承 昔ながらのいろんな作業で一部栽培しています 手植え作業 手取り除草 はざかけ(自然乾燥) 農業に係わるイベントには積極的に参加しています 田植え選手権 各種収穫祭 食味コンクール 農業の楽しさ、やりがいを若手にアピールしています C クリーンな環境づくり できるだけ農薬を使わない栽培行っております。 農道、水源近くも除草剤を使用しません。 D 楽しい農業 大型機械導入による労力の低減 先進的な機械の導入による楽しい農業のアピール E 先進地視察 おいしいお米を作っている全国の米作り名人を視察しています 次頁 米作り思い II (コメ作りの師、遠藤 五一さんとの出会い) |
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