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平成17年の食味コンクール(千葉)の懇親会がはじめての出会いでした。 ほんの少し3分程度の立話でしたが、種子の浸種のお話を聞き、笠原農園との違いを感じました。その頃の私は、よりおいしい米を作ろうと意気込んでいた事もあり、少しでも良い米に通ずる話を聞くと、すぐに実行! 18年3月、逸る気持ちを抑える事が出来ず、突然吾一さんに電話。 「何方でしたっけ?」の言葉も気に止めず、ご迷惑をお掛けしたことを 思い出します。教えていただいた浸種を試してみたら、なかなか種もみから 芽が出ず、春になってからも、何度も何度も電話をしてお聞きしました。 夏になって、初めて五一さんを訪ねることとなり、使っている肥料等を詳しく 教えていただきました。稲刈り前には、五一さんがわざわざ笠原農園を訪れてくれて、田んぼを視ていただきました。 秋、収穫後、お米を交換させていただき、五一さんのお米のおいしさにびっくりしました。五一さんは、きっとその時の笠原農園米を食べて「魚沼のお米はたいしたことがない」と思ったのでは?と、今でも赤面の思いです。 何度となく遣り取りを続けているうちに、五一さんに私のお米作りにかける 思いをかっていただけたのか、惜しみなく、米作りを教えていただいたと 感じています。「日本一のトップブランドって言われている魚沼米が味とそれに見合った価格で販売出来ない様じゃ日本のコメ市場は駄目になっちゃうよ・・・」と言われた事が胸に刻まれます。 19年、全く同じ肥料を使わせていただき、ちょくちょく栽培経過を電話報告 しました。この年、山形には3度お邪魔させていただき、五一さんにもノンストップで3時間半の道のりを2度も来ていただきました。19年産笠原農園米、味が五一さんのお米に近づいたと思います。 一朝一夕に土は変わりません。五一さんとの出会う前から、私は私なりに土作りに力を入れてきました。この2年で、こう言った一連の流れで、少しづつ土が変わり、お米の味も変わって来たようです。化学肥料を使わず、堆肥と有機肥料だけで米作りを致しますと3倍の手間とコストがかかります。価格が高すぎれば、売れないわけですし、米作り、いや、生活も出来ません。経営の観点からは・・・。 よく耳にするのは、「売れる見込みのない米は、なるべくコストをかけず作っている」。農薬と化学肥料を使って生産量をあげる。これだって、農業経営を考えると尤もな方法です。ただ、本当においしい米を作りたい一心で辿り着いた今のお米作りです。 まだまだ、道は遠いのですが、これからも頑張ります。 最後に、五一さん色々ありがとうございます。ホームページからですが、 心よりお礼申し上げます。これからも、宜しくお願いいたします。 |
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